平成29年度の決定案件

平成29年度 産業廃棄物処理助成事業の対象事業が決定しました。

平成29年度助成事業対象プロジェクト

株式会社スズムラ
「アルミニウム合金スラグ滓のセラミック原料への技術開発」
(助成金額:300万円)[技術開発]

直富商事株式会社
「安価な近赤外線装置を使用した廃棄物測定技術の開発」
(助成金額:150万円) [技術開発]

株式会社フジゲン
「廃乾電池の分別・リサイクルシステムの開発」
(助成金額:300万円) [技術開発]

吉岡製油有限会社
「廃食油発電および高効率原料調達システムに関する事業化調査」
(助成金額:50万円) [起業化調査]

助成事業について

当財団では、資源循環型社会システムの効率的な構築のために必要な高度な技術力の育成支援及び健全な処理業者の育成支援のための方策として、産業廃棄物の処分業を営む事業者の皆様が取り組まれる、産業廃棄物に関する3R(Reduce;減量化、Reuse;再利用、Recycle;再資源化)、環境負荷低減の技術開発、既存の高度技術力を利用した施設整備やその起業化、農林漁業バイオ燃料法第12条第1項第2号及び小型家電リサイクル法第14条第1項第2号の対象となる認定研究開発事業に対して、助成金を交付し支援するという『産業廃棄物処理助成事業』を実施しております。

平成29年度産業廃棄物処理助成事業の選定結果

平成29年度産業廃棄物処理助成事業は、当財団のホームページへの掲載、都道府県・政令市の産業廃棄物行政主管及び廃棄物関係団体への周知依頼、また、廃棄物関連新聞等への広告掲載により、募集を行いました(募集期間:平成29年7月1日~10月31日)。
その結果、平成29年度新規案件4件、平成28年度からの継続案件1件の申請があり、これらの申請事業について、当財団に設置した各方面の有識者6名で構成される『助成事業運営委員会』において、新規性、優秀性、事業性、実施体制、場所の確保及び周辺環境との調和性等の観点から厳正な書類審査を実施し、現地調査対象事業を4件に絞り込みました。
この4件について、申請内容の詳細を確認するために、助成事業運営委員と財団職員で、平成30年1~2月に現地調査を実施しました。
これら現地調査結果を基に3月に開催した助成事業運営委員会において、(株)スズムラ、直富商事(株)、(株)フジゲン、吉岡製油(有)の申請を平成29年度産業廃棄物処理助成事業の助成対象プロジェクトに選定いたしました。

平成30年度助成事業

当財団では、助成事業を平成30年度も引き続き実施していく予定です。募集開始時期は平成29年度と同様に7月頃となる見込みです。技術開発や高度技術力を利用した施設整備に取り組もうとされている産業廃棄物処分業者の皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

吉岡製油(有) 吉岡代表取締役(右) 吉岡製油(有) 吉岡代表取締役(右)

(株)フジゲン 藤田代表取締役(右) (株)フジゲン 藤田代表取締役(右)

直富商事(株) 木下代表取締役(右) 直富商事(株) 木下代表取締役(右)

(株)スズムラ 鈴村代表取締役 (株)スズムラ 鈴村代表取締役

助成対象事業者(前列)と 助成事業運営委員会及び財団関係者(後列) 助成対象事業者(前列)と 助成事業運営委員会及び財団関係者(後列)

懇親会の様子 懇親会の様子

PAGETOP