No.04 Winter
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令和6年10月3日・4日の両日、山形県山形市のホテルメトロポリタン山形において「令和6年度全国産業廃棄物担当者会議」を開催しました。
まずは開催概要のご紹介です。
環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課長 松田尚之氏
産業廃棄物処理行政の現状と今後の方向性を廃棄物処理法の改正・運用の経緯と今後の想定を軸に解説いただきました。
(公財)産業廃棄物処理事業振興財団 適正処理対策部長 藤田 正実
岩手県環境生活部資源循環推進課主任主査 佐々木剛氏
事例発表に先立ち、「不法投棄・不適正処理事案に係る支障除去等事業の取り組み等」について、不法投棄等の可能性がある危険な盛土の支障除去等の支援に関する資料提供及び近年の事例発表の概要が紹介し、行政が不法投棄等の支障除去事業を実施する際の注意事項等を説明した
(一社)石川県産業資源循環協会 会長 髙山盛司氏
現在会員数が約300社の石川県産業資源循環協会は、市町から災害廃棄物処理の委託を受けています。その震災復旧の中での産廃処理業者の役割に関しての状況や、事例をご紹介いただきました。
(公財)産業廃棄物処理事業振興財団 技術部長 川瀬 豊
低濃度PCB廃棄物の適正処理は、持続可能な未来を築くための重要なステップですが、そのPCBの基礎知識から規制内容、適切な識別、収集、運搬、処理、処理後の管理に関しての講義を行いました。
ウエノテックス(株)代表取締役社長 上野 光陽氏
2024年11月23日、新潟市のNCC新潟コンピュータ専門学校において、廃棄物処理とエンターテインメントの融合として、遠隔ゴミ分別ゲームeスポーツイベント「ECO CATCHER BATTLE 2024」を開催しました。
平林金属株式会社 代表取締役社長 平林実氏
資源循環の推進のためには動静脈連携の推進が欠かせないことから、本誌では、こうした取組の事例をご紹介しています。今回は、平林金属株式会社の平林実代表取締役社長から、家電リサイクルを皮切りに動静脈の連携を推進してこられた同社の取組をご紹介していただきます。
一般社団法人LCCN推進研究会は、従来の3Rに加えて、リサイクル困難な廃棄物の焼却熱を利用した製造工場への蒸気供給と、回収CO2からのプラスチック製造によってカーボンニュートラルの実現を目指すLCCN (Life Cycle Carbon Neutral)を推進するため、学識経験者、企業、行政等による情報交換・共有及び研究開発を目指して、令和6年12月に設立された。
産業廃棄物処理事業振興財団では、中小企業等環境問題対策調査事業(バーゼル法関連事前相談業務)の行政サービス業務を、令和6年(2024年)4月より経済産業省から委託を受け実施しています。