廃安定器のPCB使用・不使用の分別等について
廃安定器を保管されている方へ
PCB廃棄物として保管している廃安定器の中には、PCBを使用していない廃安定器が混在している場合が少なからずあります。産業廃棄物適正処理推進センター(公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団)が過去に実施した実績では、平均約3割がPCBを使用していない廃安定器であったという結果が得られています。
PCBを使用していない廃安定器の分別を実施すると、処理費用の削減につながる可能性があります。
廃安定器を保管している事業者の方々には、JESCOへの「搬入荷姿登録」の作業前に、ぜひとも分別等の作業を実施していただくことをお勧めします。
産業廃棄物適正処理推進センターでは、今後の分別等を促進するため、PCB廃棄物の収集運搬業者等を対象にした研修会(「廃安定器の適正処理推進に関する研修会」)を実施しています。本研修会は第1ステップと第2ステップの2つの課程から構成され、第1ステップでは3時間程度の座学研修(講義)を、第2ステップ(希望者のみ)では現場で実務研修を行っています。
第1ステップ、第2ステップの両課程に参加した企業の情報については、下記のとおり公開しております。
研修会への参加希望企業の方へ
廃安定器のPCB使用・不使用に関する知識や知見をもって、分別等の作業を行うことができる業者の方々は限られております。今後の分別等の促進のためには、より多くの方のご協力が必要な状況となっています。
このため、JESCO及び産業廃棄物適正処理推進センターでは、廃安定器のPCB使用・不使用を適正に分別するための専門的な知識・技能に関する研修会(「廃安定器の適正処理推進に関する研修会」)を開催し、参加企業のレベルアップに努めることにしました。
随時開催する予定ですので、多くの企業の参加をお待ちしております。
(令和元年度分終了)